オーナー : 生熊義正

飼育魚 : 紅龍 x 1, 金龍 x 1



紅龍

friendly red
「レスタリレッド」2才3ヶ月54cm
まるで意思の疎通ができているかのような表情を見せる。名前は「レイカちゃん」

red close up
鱗底は角度により紫色に見え、鱗縁に今後の発色を促せる飛び石状の小さな赤い発色が見える。



過背金龍

x-back before operation
過背金「ワイルドブルースペシァル」のキンブルちゃん。
大暴れし尾ビレが真中の付け根より自切して12日目。
残った下部の部分も骨折しているので切除手術に踏み切った。
時々拒食し、一才一ヶ月でやっと27cm。

anestethized before cutting
麻酔液「FA100」を2cc入れると約10秒でひっくり返った。
水槽から出してみると鱗底のブルーのグラデーションがとてもきれい。
尻ビレの前方のゆがみは9ヶ月前「飛び出し」事故で骨折して「イビツ」になっているのでここも切除することにした。

after cutting just after putting back to the tank
尾ビレの下部、尻ビレの前方を切除した。
手術時間は約2〜3分で終了。
呼吸は完全に停止、このままの状態では死に至ることは必至である。

awakening after operation
水流を口の中へ流し込み同時に心臓マッサージ(?)を行う。死んだかと思ったが30秒後には自発呼吸を始めた。
水流を口の中に流し込み、1分30秒後にはなに事もなかったかのように泳ぎだした。

〔反省点〕
今回、手術に踏み切ったのは「アロワナML」でヒレは自切しても再生するが、中途半端に切れたり折れたりすると「イビツ」になる事を知ったからであった。
麻酔液の量は魚の大きさと、水の量から割り出し、2ccを一度に全量投入したのがまずかったと「アロワナキング岐阜」の玉田氏より指摘された。少量ずつ様子を見ながら投入すべきであった。
ヒレは「ヌメリ」で滑って掴みづらいのでガーゼを用意すべきであったし、一人でカメラ3台を撮しながら手術したので思ったより時間がかかった。


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